LDLコレステロールを増やす生活習慣の共通点とは?
今回はLDLコレステロールが増加させる生活習慣の共通点について話していこうと思います!
LDLコレステロールの増加は、動脈硬化やプラーク形成に伴って心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすリスクが高くなることで知られています。
またLDLコレステロールを増加させる要因についても、ネットで調べればすぐに色々出てくるので知っている方も多いのではないのかなあと思います。
一般的に言われているLDLコレステロールの増加要因は以下のようなものがあります。
ただ実際はLDLが増加する原因も個々で異なってくるかと思います。その場合、自分のLDLコレステロール値が高くなっている原因は何かを自分自身で振り返れる必要が出てきます。
そのため今回は、LDLコレステロールが増加する原因の共通点についての理解を深めて、自分のLDLコレステロール値を増加させている、または増加させる可能性のある要因は何かが考えられるようになってもらえたらと思います。
LDLコレステロールを増やす生活習慣の共通点とは?
では今回の結論から話すと、LDLコレステロールを増加させる生活習慣の共通点とは中性脂肪の合成を促進させる行動であることです。
どういうことかというと、LDLは肝臓で作られた脂肪を全身に輸送するために作られるVLDLという輸送体から派生した物質です。
そのため、肝臓で中性脂肪の合成が促進されることでVLDLが産生され、結果的にLDLも作られる言うことです。
ここから言えることは、LDLコレステロールを下げたり、上げないようにするためには、中性脂肪合成を促進させる生活をしないようにすることが肝心であるということです。
LDLを増やす可能性のある生活習慣・状態
ではどのような生活習慣や状態が脂肪合成を促進させ、LDLコレステロールを増やす可能性がるのか、改めて以下に列挙しておきます。自分に当てハマりそうなものはどれか考えてみてください。
- 長鎖脂肪酸(動物性脂肪に多い脂肪)の摂りすぎ
- トランス脂肪酸の摂りすぎ
- 高血糖・高インスリン血症・糖尿病
- 肥満
- 不眠
- ストレス
- 遅い時間での食事
- オーバーカロリー
- 糖質の摂りすぎ
- フルクトースの摂取
- アルコールの多飲
各習慣や状態のなぜ?については、別で1つずつ解説していければと思います。